セブ島コロナ情報とロックダウンについて

◆もくじ◆

・セブ島のロックダウン情報

・ロックダウンのレベルについて

・現在のセブ島の様子

・日本とセブの行き来について

・今後の見通し

・今後のセブ島留学について

・フィリピンにおける新型コロナウイルス感染症(COVID-19)関連サイト・連絡窓口

 

セブ島のロックダウン情報

現在、セブ島は3月28日より、フィリピン政府が公表した強化されたコミュニティ検疫(Enhanced Community Quarantine 以下ECQ)下に置かれています。

ECQは事実上ロックダウンに近い内容で、主に以下の内容で住民の行動が制限されています。

 

・24時間の外出の禁止。

※食料品の買い出し等、生活に必要な外出は各家庭に1枚の外出許可書が配られるため、許可書を持った1名のみ外出可能。

・ジプニー、タクシー、バイクタクシー等、各交通機関の停止。

・スーパー、薬局、銀行等ライフラインに関わる業種以外の営業停止。

※飲食店は、デリバリー・テイクアウトのみ営業可。

・車のナンバープレート末番にて、走行可能日の管理。

・酒類の販売停止。

※セブ市内は4月28日より販売再開。

 

ECQは4月28日までの予定でしたが、セブ市内の数か所のバランガイ(町内会)でクラスター感染が起き、感染者数が日に日に増えたため、5月15日までの延長が発表され、つい先日5月31日までの更なる延長が発表されました。

アヤラすぐ隣のブロック、バランガイLuzなど一部のクラスター感染が起きたバランガイは封鎖されていて、住人はバランガイの外に出られない等、更に厳しい措置が取られています。

5月上旬より、セブ市、マンダウエ市、ラプラプ市(マクタン島)で大規模なコロナウイルスのマステストが開始され、検査によって感染者の確認が増えたこともロックダウン期間が延びた要因の一つだと言われています。

このテストはまだ各市で継続して行われています。

 

ロックダウンのレベルについて

フィリピン全土のロックダウンには、それぞれレベルが設けられていて各地域の状況を見てそれぞれの自治体が決めています。

5月18日現在セブ島内では、セブ市:ECQ、マンダウエ市:ECQ、ラプラプ市(マクタン島):現在検討中となっており、一番厳しい隔離措置が5月31日まで続きます。

 

【隔離措置の種類(上に行くほど厳格な制限)】

・ECQ(Enhanced Community Quarantine) 強化されたコミュニティ隔離措置

・MECQ(Modified Enhanced Community Quarantine) 修正を加えた強化されたコミュニティ隔離措置

・GCQ(General Community Quarantine) 一般的なコミュニティ隔離措置

・MGCQ(Modified General Community Quarantine) 修正された一般的なコミュニティ隔離措置

 

【各隔離措置の主な内容】

参照元:セブ日本人会Facebook

 

【隔離措置の主な交通規制】

参照元 :Presidential Communications https://bit.ly/2LsTJLC

 

こちらは、セブ市内でも普段は交通量が多い道路なのですが、現在セブ市内では日曜日は自家用車含め通行禁止なので、全く車が走っていませんでした。この道路に車が1台もいないのは普段では想像できないので、この辺りに住んでいる人からすると信じられない光景です。

 

現在のセブ島の様子

ロックダウンが始まった3月28日頃に比べると、スーパーの込み具合が良くなっていたり、アルコールやマスクなども手に入りやすくなっています。

ただ、土曜日の午後はスーパーが混んでいる時もあるので要注意です。

スーパーへ入るための長蛇の列

こちらは、5月16日土曜日午後のアヤラモール内スーパーメトロの様子です。

入場者数の制限があるため、この日は20分程待って店内に入ることが出来ました。

日曜日はセブ市内で車の利用が禁止されているため、日曜日にスーパーへ行くと比較的空いている中で買い物が出来る確率が高いと思います。

食料品は十分にあり、時期や時間帯によって欠品は多少あるものの、不自由なく買い物が出来ます。

この日はアルコールも入荷しており、一人2本までですが買うことが出来ました。

やっとスーパーに並ぶようになったアルコール

マスクも50枚でP1300とお値段が少し高めですが、入荷していて1枚単位から購入することが出来ます。

マスクも入荷済み!

更に、最近では今まで閉めていた飲食店がデリバリー・テイクアウトでお店を空ける所も出てきていて、food pandaやGrab foodのデリバリーサービスに飽きた人にも嬉しい情報が続いています

また、最近ではずっとクローズしていたSTARBUCKSが一部の店舗、テイクアウトのみですが5月の頭頃から営業を再開し、セブに住む日本人のSNSで話題になっています。

期間限定フレーバーも♪

フードメニューはありませんが、ドリンクは通常通りオーダー出来ます。

期間限定のフラペチーノもありました。(この時期はピーチのフラペチーノです!)

営業時間は、月曜~土曜日の10時~16時までと短く、日曜はお休みなので注意が必要です。

また、空いている店舗と空いていない店舗があるので確認をしてから行った方が確実です。

 

日本とセブの行き来について

現在、セブ島発着の飛行機は5月いっぱい全便定期便を欠航しているため、帰国は厳しい状況になっています。

6月以降は、フィリピン政府の決定により運航状況は変わっていくので、各航空会社の情報を随時確認することが必要です。

フィリピンは3月22日より日本からの入国を停止しており、いつ解除になるかは現在目途が立っていません。

また、フィリピンから日本に帰国の際は、『入国時にPCR検査を受けるとともに,入国から14日間,検疫所に指定された検疫施設にて隔離期間を過ごすことが求められる。PCR検査結果が陰性の場合,自宅隔離とすることもできる。』という内容になっており、こちらも期間は未定となっています。

飛行機が飛んでいないため、現時点で日本とフィリピン間を移動することは厳しい状況になっています。

 

※渡航状況や入国措置は日々変化します。外務省のページにて随時確認をお願いします。

https://www.anzen.mofa.go.jp/covid19/pdfhistory_world.html

外務省HP:新型コロナウイルス(日本からの渡航者・日本人に対する各国・地域の入国制限措置及び入国後の行動制限)

 

今後の見通し

先日、セブ市とマンダウエ市は、強化されたコミュニティ検疫(ECQ)を5月31日まで延長するという声明を出し、依然として厳しい隔離の状況が続いています。

感染者の増加も少しずつですが落ち着いてきたため、GCQへの規制緩和が期待されていますが、6月以降の政府の決定事項はないのが現状です。

 

今後のセブ島留学について

フィリピンの教育省は今年の8月24日~フィリピンの小中学校等パブリックスクールを再開すると発表しています。

語学学校ESLスクールも教育省の管轄なので、8月24日以降には再開出来るのではないかと期待されています。しかし、学校が開いても留学生が来ることが出来なければ授業が受けられないので、二国間の行き来がどれくらい出来るようになっているかが重要です。

今、セブ島のESLスクールは留学生を受け入れることが出来ずに、休校を余儀なくされています。

しかし、英語学習の需要は依然として高く、日本も学校が休校になっていたり、仕事が在宅ワークになって時間がある今だからこそ英語を学ぶ人が増えています。

今は、各学校がオンラインレッスンに力を入れているため、オンライン上にも優秀な講師が増えており、またITと英語が一度に学べる短期集中プラン等、今までセブ現地でしか行われていなかった内容の授業がオンライン上で受けることが出来るようになっています。

今はオンラインレッスンが旬な時期です!

そして、各学校も休校をしている今の時期にレッスン内容を見直したり、新しいプランやコースを考えたり、これからの新しい施策を準備しているため、次留学生が来る時期には、セブ島の語学留学の内容はもっと面白い物が増えていると思います!

いつ留学が可能になるかは世界のコロナの状況次第かとは思いますが、そう遠くない未来でまたパワーアップしたセブ島留学が実現するはずです。

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フィリピンにおける新型コロナウイルス感染症(COVID-19)関連サイト・連絡窓口

※日本大使館サイトより

◆セブ州政府

・公式ニュースサイト:www.sugbonews.com/

・公式フェイスブック:https://www.facebook.com/sugbonews.gov/

◆フィリピン保健省: https://www.doh.gov.ph/

(新型コロナウイルス関連ホームページ)

保健省(DOH)ホットライン:(02)8-651-7800 内線1149,1150

◆フィリピン外務省: https://www.dfa.gov.ph/

◆フィリピン運輸省フェイスブック: https://www.facebook.com/DOTrPH/

◆フィリピン入国管理局: http://immigration.gov.ph/

◆日本国外務省:

海外安全ホームページ(コロナウイルス関連情報)https://www.anzen.mofa.go.jp/

◆在フィリピン日本国大使館

住所:2627 Roxas Boulevard, Pasay City, Metro Manila

電話:(02)8551-5710

(邦人援護ホットライン)(02)8551-5786

FAX:(02)8551-5785

ホームページ: http://www.ph.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/index.html

◆在セブ領事事務所

住所:7th floor, Keppel Center, Samar Loop cor, ardinal Rosales Ave., Cebu Business Park, Cebu City

電話:(032)231-7321

FAX:(032)231-6843