「目の中に入れても痛くない」とは、自分がどれだけその人を愛しているかを伝える表現です。目といえば、小さなゴミが入るだけでもとても痛みを感じる部分なので、愛情表現として分かり易い例えです。
実は英語でも「目」を使った愛情の表現があります。
それは、”the apple of my eye”
言葉通りに捉えると、「私の目のりんご」となる、不思議な表現です。
私達にはピンとこないですが、英語圏では昔々に、眼球はりんごの形をしていると信じられてきました。そのため、目をりんごに例え、「あなたは私の目と同じくらい大切です」と、愛情の度合いを表しているのです。
ですので、例えば会話の相手が、”I love my son. He’s the apple of my eye.”と言った場合、それは「息子が可愛くて仕方ないの!」という意味になります。
面白いのは、日本語では相手を自分の外に置いて、「あなたのためなら耐えられる」と言うのに対し、英語では内に取り入れて、「あなたがいないと耐えられない」と言って愛情を示すという違いです。
言語には、物事の捉え方や文化の違いが現れますね。
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